6日のよみうりテレビ出演が終了したのが午後6時58分。
そこから車を飛ばして兵庫県尼崎市へ講演へ。
なんとか7時半には到着して休む間もなく、座る間もなく講演会場へ。
そこには80人くらいの人が今や遅しと私の到着を待ってくれていた。
会場を見回すと60歳代以上の年配の方も多く来てくれていた。
私の好きな講演は、会場も人数もあんまり大きくない講演。
それと年配者が多くいる講演。
今回はその両方の条件があてはまって、テンション上がりまくり。
加えて来てくれている人も関西のノリ爆裂でますますテンションが上がる。
日本は戦後、高度経済成長する中で「捨ててはいけない物」まで捨てて来たのではないだろうか。
年配の方には
「生きる知恵」がある。
古くさいと言われるが「忘れ去られた人としての大事な物」がある。
「おじいちゃん、おばあちゃん。まだまだ引退したらあかん。あんたらが伝えてくれなあかんものはまだまだいっぱいある。うるさがられても口をつぐまんといてほしい」
そう言うとおじちゃんやおばあちゃんの目がまるで若者のようにキラキラと輝く。
その風景がほんまに好きだ。
日本を支え作り上げてきてくれたおじいちゃんやおばあちゃんが大事にされない国家に未来はない。
ほんまにそう思う。