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逃げること、進むこと・・・・(札幌メンバーへ私信)
今村組、札幌練習。

10以上の地方に分かれている今村組グループ。
遠くは北陸福井、中部岐阜に広がっている中から希望するメンバーが一同に介して練習するのが今村組札幌練習である。
その関係上どうしても今村組札幌練習にはいくつかの制約がある。

1つは、集まってくる距離から考えて練習が土日祝に限定されること
2つは、出来るだけ練習回数を少なくすること(今村組の札幌練習は4月5月の2ヶ月だけだ)

そんな中140人超のメンバーで始まった札幌練習。
約1ヶ月が過ぎ、すでに10人以上のメンバーがリタイヤしている。

テレビやイメージで語ると私が怒鳴り倒して練習に次ぐ練習で・・・・っていうイメージだと思うが実際は決してそんな事はなく(今日なんか練習を切り上げてバーベキュー大会なんです)

リタイヤした子はすべて私に怒られてリタイヤしていくのではなく、自らの中にある「弱さ」や「逃げ」でリタイヤしていくと言っても決して過言ではない。

そしてこの人数は年々増えてきている。(6年前、4月の30人大量退団の後残った60数名のメンバーは今から考えられないほどの練習を耐えて一人のリタイヤも出さずに札幌に乗り込んでいる)


昨日もある二人のメンバーが「逃げ」の姿勢を見せた。
二人とももっともらしい理由をあげて「札幌不参加」を言いにきた。(表向きの理由は別にして私は「逃げ」だと考えた)


その中の1人の今年初参加の高校生メンバーは私の話を聞いて「もう一回がんばります。もう一回だけチャンスを下さい。」と言った。

私はその言葉を受けてこう言った。

「もう1回とか言うな!人間は誰でも弱い、逃げたいなあ、辞めたいなあ、って思うことは誰にでもあることや。もう1回と言わず、しんどいなあと思ったら何回でも言いにこい!逃げたいと思うことは決して悪いことではない。大事なのはそこで踏みとどまるか、逃げるかで人間の値打ちが決まるねんで。おまえは出来る!きっと出来る!1ヶ月後、一緒に札幌の町を駆け抜けよう!」と。

彼女はぼろぼろと涙を流して、それでも強く再起を誓った目をして私を見つめてくれた。



苦しい事があればすぐに逃げる、いやなことがあればすぐにやめる・・・・
今社会の中で広がっている風潮だ。
私の友人の経営者達も口々で言っていることだ。

大きくなるまで自分の壁に立ち向かい、それを乗り越えていく経験を積んでいないこと。
親が守ってやらなければならない時に守らず、守ってはいけない時に守るという間違った愛情行為を行ってきたこと。
そんな事が大きな原因にあげられるのだろうと思う。


今年、男隊隊長を務めるひろやもその弟のまさきも何回も辞めよう、逃げようとした。
男隊フロントで踊っているまさや、たつやも20歳を越えて先生にぼろくそ怒られて参加した2年前の桜暁。昨年、今年とフロントを務めるまでになった。

今、高1で寝屋川龍神会のキャプテンを務めるまさきも初参加は補欠、2年目も白はっぴ隊の一人でしかなかった。
私はその当時のまさきとしゃべった記憶がほとんどない。
そんな中で彼女は女隊にあがり、今年、札幌メンバーのキャプテン格になり先生のそばまであがってきた子である。


逃げたい、やめたいと思うことは決して悪いことではない。
人間誰でも「行きたい、でも行きたくない」「行けば楽しいのは分かっているけど行くのいややなあ」そう思うものだ。
そんな二つの思いに揺れ動きながら、それでも前に進む人間と逃げてしまう人間にわかれるものだ。



私の尊敬する詩人「むのたけじ」の詩集「たいまつ」からこの言葉をおくる。

~つかれたら休めばいい。泣きたかったら大声を上げて泣いたらいい。
休んで休みきって、大声を上げて泣ききったら、もう一度立ち上がれ。
そこから大地を踏みしめてもう一度立ち上がれ!!~


~はいずり回ってでも生きなければならない時がある。
はいずり回って生きるより立って死ななければならない時がある。~


全メンバーに告ぐ!
1ヶ月後の6月
北の大地札幌を
共に駆け抜けようではないか!
その先にきっとある新しい自分を見つけるために!!  
        
 

2011年5月4日
今村組代表 今村克彦
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by e-than-kki | 2011-05-04 09:26 | 今村組