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振り返って・・・・もう一度世に問うシリーズ
夜中に目覚めて自分の書いてきたブログを見直していた。
前に書いているが、今もう一度世に出したいブログがあるなあと思い、この企画を思い立った。

題名「もう一度世に問う」シリーズ第1弾

(2011年4月ブログより)

東北とは、学校とは。
あるメンバーがいます。
そのメンバーが特定できないように匿名でA子とする。

A子は大学生4回生。
長い間、今村組に在籍し、今村組の色々な活動を通して成長してきた。
中でも今村組が取り組んできた夕張支援や淡路15周年取り組みなどを通して大きく成長し、将来は教師になりたいと強く願ってきた子である。

今回の東北復興祈願全国縦断キャラバン敢行を決定したとき、いの一番で参加を表明した。

ただ、その日程が運悪く教育実習にあたっていた彼女は大学に教育実習の日程の変更を願い出た。
彼女の通っている大学は国立の教育大学である。

その返事は・・・・・
「東北と学業はどっちが大事なの?」
「教師になりたいなら教育実習を優先しなさい。」だった。


私はその話しを聞いて、彼女が通ってた地元小学校にお願いをすることをすすめた。


さっそく彼女は地元小学校に電話した。
その学校は彼女の出身と言うだけでなく昨年「学校ボランティア」として1年通った学校だった。

電話には当時もいた教頭が出た。


教頭の返事は他に教育実習を願い出ている子があるのでその子と同じ日程なら受けるという返事だった。
しかし、その日程もまた彼女がキャラバンとして東北から帰ってくる日からスタートと言うことだった。
彼女は「なんとかスタートの日の午後からでは無理ですか。」と涙ながらに頼んだ。
そして返ってきた答えは

「そんな勝手な言い分が通るか。教師になりたいんやったらどっちが優先か誰でも分かるやろ。一日でも遅れたら実習は受けられない。考え直せ。」だった。


私は24年間小学校の現場にいて指導部長として教育課程も統括していたことがある。
だから分かるが、教育実習は1日遅れようと、また実習中に病気で1日休もうと現場サイドでどうにでもなるシステムだ。

ましてやこの日からしか受けられないという言い分は、二人一緒にじゃまくさい教育実習をやっつけてしまおうという考えなのだ。


昔、私が現場にいた頃のある日、その当時講師(臨時の先生)だった若い女の先生に電話が入った事がある。
おばあちゃんが急死されたからすぐに帰ってきてほしいという家からの電話だった。

彼女はその電話を切るなり、職員室の教頭に事の次第を告げ、帰らせてもらおうとした。
その時の教頭の返事は・・・

「おばあちゃんが亡くなったんなら2、3日は休むやろ。その分の自習準備をしてから帰ってんか。」だった。

2、3日の自習準備は自習計画、その時に使う資料やプリント作成など少なくても5、6時間はかかる。それをしてから帰れ!ということだった。

彼女はその言葉を聞いて真っ青になって涙を流してふるえていた。

私は「教頭!!われそれでも人か!教師である前に人として、われ、おかしいんじゃあ!!かまへん、すぐ帰ったれ!あとは俺がやっといたる!」とその子を送り出した。

その後、その教頭は「その言い方はなんだ。物の言い方もわからんのか。」とつめよってきた。
私は「言葉以前の問題や。われは教師としてという以前に人として失格なんじゃあ。人として失格の奴に礼はいらんのじゃあ!」と言い返したことがある。
こんなエセ知識人はへどがでる。

彼女は私が退職するとき、涙を流しながら「私、あの日の事は絶対に忘れません。ぜったい今村先生のようになります。」と言っていた。



東北支援は勝手な言い分なのだろうか。

教師を目指す・・・・ということはそんなに大事なことなのか、いや教師をめざすからこそ、今の東北をその目で見る必要があるのではないだろうか。

文科省では「東北に関連するボランティアやその他の活動は学業より優先して取り組めるように各大学で配慮するように」という通知が流れている。


子どもが荒れている?あほ!!!
こんな学校と言えへん学校にいるから荒れるんじゃ!!

子どもが荒れてるんではなく学校が荒れてるんじゃ!!


教育、学校の荒廃、ここに極まれり。

だから闘う。
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by e-than-kki | 2013-02-21 09:29 | 生き方