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六たび目の札幌へ
いよいよ今週金曜日、我らが関西京都今村組メンバー、スタッフ総勢110名あまりが、六度目の札幌YOSAKOIソーラン祭りに向け出発します。


※今回は長いです。心して読んで下さい。



昨年の悲願のファイナル進出を果たした我らが今村組。

今年もこの2ヶ月あまり、色んな事がありました。

今村組始まって以来の年がわりでの曲の差し替え、2度の合宿、教室メンバーの初参加、チビラーズの愛称で呼ばれて小学校低学年のメンバー入り・・・・


色んな事が思い出されます。


何日か前、関係者に色んな憶測を生んだブログ
あのブログは愛する人に送ったブログじゃないのか、イーサン失恋したん?などなど色んな憶測を生んでしまった。


それはその通りだ。

愛する人に送ったブログだった。


5年前から今村組に参加している二人の女の子がいる。

名前を「ゆりや」と「えりこ」と言う。

この二人は私が小学校5,6年で担任した子だった。

1ヶ月前、この二人は突然今村組をやめると言い出した。

すぐに二人を呼んで夜のコンビニ前で座り込んで話した。

二人は目に涙をいっぱいためてこう話した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先生は変わった。
やさしくなった。
昔はいっぱいいっぱい怒られた。
怖かった。
でも先生が怒ってでも話してくれる事が好きだった。
『ほんとそうだ!がんばらんと!』って思った。
一回のステージが終わるたびに、演技があかんかったら、すんごく怒られた。
幹部の人たちも泣いて訴えた。「俺等はいったい何のためにおどるんや」って・・・
必死になってがんばった。

次の演舞が終わって、先生が『これやな!俺等の踊りは!』って笑顔で言ったらそれだけで涙がいっぱい出た。


もう、先生、私らに何にも語ってくれへん・・・・

これやったら他のダンススクールとおんなじや。
私らが好きやった今村組と違う・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎年入ってくる大きな問題を抱えた子ども達、その子等への取り組みを優先していた。
次のリーダーを!と全面に出ることなく一種隠居状態にいた。
この子等は大丈夫、まだ子どもや、ほっといても大丈夫、そう思っていた自分。



今、目の前にいる二人は悩みも苦しみも持ち合わせる素敵な女性になっていた。
子供らを見る!って言いながら何も見てやれていなかった自分。


翔吾が言った。
「おとう、隠居はやめて、最前線に戻りや、まだまだこいつ等は俺やなく、おとうを求めとるで、そんな奴ばっかりやで。」

龍太が言った。
「プロデューサーからディレクターに格下げやな(笑)!」

綾が言った。
「私は前から言うとるやろ。先生じゃなかったらあかん奴はまだまだいっぱいおるんやから。」



ゆりや、えりこは札幌で舞います!
今村イズムを昔から体感している数少ない歴戦の戦士として札幌で舞います!

ゆりやです!
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えりこです!
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二人は今村組トップ集団黒龍隊、最前列2列目で踊ります。
こいつ等が今村組です。





昨日、龍太に電話がありました。
リサが明日の最終練習を見学させてほしいと言ってきたとのこと。
どんな事があっても練習を休まないリサがなぜ?と思うと、龍太がすかさず言いました。
「医者に診てもらうと、足が疲労骨折直前らしい」
中学校時代、やんちゃでやんちゃで私の手を煩わし続けたリサ。

今は高校3年になって今村組の首脳メンバーとしてがんばっているリサ。
そのリサもまたどうしようもない悲しみにさいなまれた今年初め・・・
何回リサを抱きしめて泣いたことか・・・・
それでもリサは踊り続ける。
自分の悲しみを乗り越えるために、前に進むために。

ここにも立派な今村組戦士がいます。
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(衣装も戦国女武者風なんですよ)





「センターで踊る意味は!!!おまえがセンターなんや!わかっとるんか!!!みんなの思いを背負えるんか!!」
激しい怒号が飛ぶ。
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綾ねえの後を継ぐ子はこの子しかいないだろう。
昨年、合宿、高熱を隠しセンターで踊り続けた子、なみ。
合宿終了!の声と同時に気を失って倒れ込んだなみ。
そんなナミだからこそ、今年センターをはるユキナに対する思い入れは強い。

若干小学校5年生のユキナ。
5年生であろうがなかろうが、センターはセンターである。
「おまえ、センターの意味分かってるんか。練習始まってすぐに倒れ込んで。体調万全にしてくるんがセンターの責任や。それが出来なかったら死ぬ気で踊れ!」

休日にユキナに付き合って買い物に出かけたりするナミ。
ユキナはナミが大好きだ、ナミもまた・・・・


確実にナミの思いはユキナに届くだろう。
センターユキナ。
本当の意味でのセンターナミ。
二人の目は、ただただグランプリのみをみつめる。
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おまえが来ると安心する。
おまえがいると頑張れる。
神と言われる男、カラ。
私が小学校で担任した男である。
綾と同じクラスにいた。
おまえが笑うとみんな笑顔になる。
おまえが怒るとみんながんばろうと思う。


3年前、もう一人の親友と二人で1本づつ上げていた大旗。
一人が抜けて、何があっても札幌の空には旗を2本あげると「2本旗」を生み出した男、カラ。
今や全国のあっちこっちで見られる2本旗だが、こいつと比べると話しにならん。
旗は力で上げるんやない。気持ちや、心や、男気や!
そう思える男である。
今村組数少ない初代からのメンバー。

関西京都今村組親衛隊隊長、カラこと中西裕己
代表翔吾の無二の親友でもある。
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今村組初代からのメンバーおりえ。
目立つことなく、ずっと後ろで組を支え続けたおりえ。
今年、センター軍団、黒龍隊、最前列を張る。
表現力はナミに継ぐ実力の持ち主。

「オリエ!顔に自信のない子は笑顔でごまかすんやで!(笑)」のからかいに
まるで幼稚園児のように手を挙げて
「はい!分かりました!!」と笑顔で答えるオリエ。
心に静かな闘争心を秘めて札幌で舞う。
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新しいメンバーの中にも今村組がいる。



若干小学校2年生のリサ子。
パレードは大きな人について行くのだけでも大変だ。
炎天下の合宿。
高校生メンバー、大学生メンバーでも倒れ込む過酷な合宿。
ずっと踊り続けた。
近い将来、今村組センターを張る器である。
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テレビ東京でも取りあげられたユマ。
ヤンキー上がりのユマもまた前に進もうとする子である。
私はひたすら前だけを見つめるユマの目が一番好きだ。
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様々な思いを胸に
関西京都今村組は6たび札幌で舞う。


私は最後の日曜練習でみんなにこう語った。

~歴代今村組演舞の中で先生は1番最初に札幌で待ったカムイの演舞が一番好きだ。
あの時はパレードで100mも進めないから、とりあえずスタートの合図で走って距離を縮めてから演舞をした。でも走りすぎて審査員の前を通り過ぎて・・・(笑)。
それでもあの時の演舞はよかった。大舞台で初めて踊る喜び。幹部はお金のない子を助けるためにバイトをして助けた。
みんなで踊れる喜びに満ちあふれたあの演舞。

今年、このメンバーで踊るのは札幌が最後だろう。
みんな色んな思いがある。色んな歴史を背負い、色んな苦しみを背負い、ここに集まってきた。
出会うはずのないみんながここで出会い、そして踊る。


みんなで踊ろう、一緒に行こう!
みんながみんなの思いを背負って、一緒に踊ろう。
踊る喜びを爆発させよう。

そうすれば俺たちはもう誰にも負けへん。


なぜ多くのものを失い、悲しみ、苦しみ、それでも札幌を目指すのか。
その答えを探しに行こう。

その答えはファイナルには落ちてなかった。

その答えが落ちているところはただ一つ。

グランプリステージのみ!!!!~




今年の今村組はチビラーズをはじめ、年少者が多い。

でも関西京都今村組の思いは、歴代どの年よりも遙かに強いと思う。

今村組6たび目の挑戦が3日後から始まる。

共に、何があろうと我らは共に!!

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by e-than-kki | 2007-06-05 11:45 | 今村組