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札幌最終練習の日
今晩が札幌に向けての最終練習です。



色んな思いを胸にメンバーが再び集まってきます。

遠く滋賀県から通ってくる中学1年生の翔太。

昨年の入団の時、私はお父さんにこう言った。

「翔太の状態だといつまでたってもステージで踊れることはないかもしれません。それじゃあ、あんまりかわいそうだし、入団は・・・・」

お父さんはすかさずこう返してきた。

「踊れなくてもいいんです、ステージに出れなくてもいいんです。あいつは、翔太は先生のそばにいるだけでいいんです。」と。


今年も・・・・又・・・・

懸命に練習する翔太。

しかし・・・

「お踊りパレードははずすべきでは・・・西八丁目も・・・」

色んな論議がなされた。


演技部長龍太は最後に言った。

「踊らそう!ええやないか、それで!」

この意味を、この思いを札幌で伝えたい。



今から、夕張で舞う予定の「恋祭り~」の最終ミックスに出かける。

どうしても夕張の人にこの曲をプレゼントしたい。

最終日曜日の練習では本練習の時間をさいいて、この「恋祭り」の振り落としをやった。

偽善や、かっこつけやと色々言う人がいる。

言わせとけばいい。

私の音楽の師匠、故川島英五さんが私に言ってくれた言葉・・・

~何もせんと口ばっかりでごちゃごちゃ言うとる善人より、俺はいつもなんかをしている偽善者でありたい。先生もそれでええんちゃうか!~


恋祭~夕張に捧ぐ~
詩・曲:今村翔吾
編曲 :Jackei
唄  :今村克彦
微か詫助(わびすけ)椿は空を仰ぎて何を見る
遙か白山(はくさん)石楠花(しゃくなげ)よ五月雨(さみだれ)の中で愛零(こぼ)す
老いてあの頃思えばと、流れる世はもう見る気無し
それでも明日をただ信じ、祈り続ける人

謳う人も舞う人も先は夕張の
あの月の心にかかる雲無く恋祭

夕張去る日の袖向こうあなたの涙がきらりきらり
夕張男の無骨さよ別れた後にほろりほろり

若柳(わかやぎ)揺れる心でも男も泣きたい時はある
女も泣けない時はある去りゆくあの人よ

笑う人泣く人も夏夕凪の
肩を組んで騒いだあの日を想う恋祭

残る人も去る人もただこの大地を
愛し焦がれて笛太鼓 未来(あす)を夢見る恋祭


翔吾の渾身の作品である。

この曲は昨年同様、使用フリーで全国に向けて7月に発表する。

このCDの売り上げの全額、DVDの売り上げの一部は夕張市老人会に寄付する。

又、この曲を使用する団体・個人には、同様に自分たちの気持ちを夕張に送って欲しい旨を依頼する。


この曲、9日の夕張会場でぜひ発表したい。
まだ、組織委員会の許可が下りてないが・・・・

又、9日5時30分からのサッポロガーデンパークでの発表は決定している。
※サッポロガーデンパークは最終演舞ですから、アンコールが来れば何曲でもやろうと担当者と打ち合わせ済みですからぜひ来て下さい!
そのあと、その場所で公開練習もやりますから!





色んな思いを旨に・・・

私は明日札幌に飛びます。


翔吾以下関西京都今村組総勢100名あまりはあさって金曜日に札幌入りです。


生きる意味、進む意味、様々な思いを胸に・・・・・




共に!何があろうと我らは共に!!


今村組出陣します!!!

by e-than-kki | 2007-06-06 08:53 | 今村組