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川島英五氏・・・・私が愛した曲3
私の著書も含め、もう何回も話した事かもしれないが、私の人生にとって多大な影響を与えた一人にミュージシャン「川島英五」氏がいる。



もう亡くなられて久しいが、私の心の中には今もしっかりと生き続けている。



今から10数年前のある深夜、突然私の家の電話がなった。

電話口からは「カワシマといいます。」とドスのきいた声。

その当時、教え子の問題でかなりややこしい連中とも関わり合っていたので、「家まで電話か・・・これは大変やなあ・・・」とため息をついたが、ふと気づき、まさかと思いながら胸の高鳴りを押さえて、「すみません。。。。。カワシマってあの『酒と女と涙と男と◎△■kq・・』の?」と聞くと「あはっ!順番むちゃくちゃになってるけどそのカワシマです!」との答え。


それが彼との初めての出会いだった。


彼が主宰している阪神淡路大震災支援チャリティーLIVE『復興の唄』に出演しないかとの誘い。


一も二もなく承諾したのは言うまでもない。

そしてそこで歌った「ANTA」。

その唄の元になった実話を元に10数年後に作られたドラマ「夢の見つけ方教えたる」。

もし彼が生きていてくれたらどんなに喜んでくれただろう。



彼はよく電話してきた。

「先生、なにしてんねん。今晩飲みに来い!」

「明日、俺のラジオであんたの事しゃべるけどええか?」

いつもビールジョッキ片手に音楽や人生を語る彼。

ある日彼は私にこんな話しをした。


~日本人はなんでもかんでもブームにする。
阪神大震災も3年もすればみんな忘れる。
だから俺は何があっても10年間はこの阪神大震災復興チャリティーコンサート『復興の唄』をやり続ける。
人が来なくなっても金がなくなっても自腹でも俺はやる。
人が偽善者というならそれでいい。
何もしない善人より俺はいつも何かをやり続けている偽善者でありたい。
偽善者けっこう!
イマムラ!
あんたもそんな先生でいてくれよ~


彼が亡くなったその年、私と今村組は初めて三重鈴鹿で単独LIVEを行った。

そのラストの曲に選んだのがこの曲・・・

「時代遅れ」


緻密にして野放図。
無骨にして繊細。
精錬潔白に豪放磊落。
求道家にして楽天家。
自分に厳しく、人に優しく。

私もそんな男になりたい。


今年のLIVE、この唄を唄ってみようと思う。
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by e-than-kki | 2008-09-25 08:55 | 生き方