私はかなり古臭い人間であるから「義理」と「人情」を大事に生きようと常々思っている。
「筋」を通す生き方をしようとも思っている。
それが「人」として一番大切なことだろうと考えている。
ただ、そんな生き方は今の世の中では非常に生きにくいのもまた事実である。
今回、私はある「筋」を通さない人間のある出来事を通して「筋」を通して生きることの大変さを学んだ。
「筋」を通すには強い意志が必要である。
頑固な心も必要である。
「恩義」を感じる心も必要である。
ある男の裏切りとも言えるある行動を通して、「筋」を通すことの大変さを改めて思い知った。
その男もつらかったのだろうと思いたい。
周りにいる者もつらかったように・・・・
「筋」を通して生きる・・・・
大変だが人としてあるべき姿を失わないでいたい。
私はしんどくても「筋」を通して生きる男でありたい、そう心から念じている。
そしてその男にもまた幸あれと念じるている。
2010年2月7日